健康シンデレラ
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Food茶色い糖質白い糖質かなうのは…太りにくい糖尿病の予防玄米、ライ麦パン、全粒粉パン、そば白米、白いパン、うどん、白砂糖 糖質を減らす目的は、血糖値を急上昇させないこと。血糖値が急上昇すると、それを下げるためにすい臓からインスリンというホルモンが大量に分泌され、エネルギー源として使われなかった糖が脂肪になるからです。 糖質はさまざまな食品に含まれています。真っ先に制限すべきはおやつとお酒ですが、多くの女性が主食を制限しています。主食を制限するのはかんたんで、体重も落ちやすいですが、リバウンドなどのリスクを伴います。そのため、血糖値を急上昇させないように主食を適量とる、ゆる糖質オフがおすすめです。炭水化物ごはん、パン、めん類、シリアル、餅 など野菜・くだものいも類、かぼちゃ、トウモロコシ、りんご など加工品カレーやシチューのルー、餃子の皮 などお菓子全般、甘い飲み物、ドライフルーツ などビールや日本酒などの醸造酒、甘いお酒 など砂糖、みりん、片栗粉、パン粉、ソース などパスタ乾めん半人前(40g)うどんゆでめん2/3人前(130g)おやつお酒調味料冷めたごはんやめん類は、でんぷんの一部が食物繊維に似た働きをする「レジスタントスターチ」という成分になっており、血糖値が上がりにくい。精製された白い糖質より、精製されていない茶色い糖質のほうが、血糖値が上がりにくい。 主食のごはんやパン、パスタは糖質を多く含むため、太るイメージがありますが、実はビタミンや食物繊維が豊富。ダイエットのために極端に制限してしまうと「エネルギー不足」「栄養不足」「ストレス」のトリプルパンチ。かえって太りやすい体質になってしまいます。ごはんふつう茶碗半分(70g)食パン6枚切り食パン1枚(60g)たんぱく質や脂質がとれるおかず置き換える14主食をゆるく減らす主食をいつもの半量にし、その分おかずを足す1食の主食量の目安は糖質約30g(朝・昼・夜とる)糖質を減らした分、おかずを1品プラスする糖質の多い食品温度や原料によって血糖値の上がりやすさが違う血糖値を上げにくい主食を選ぶ冷めたごはんやめん類を食べる白い糖質を茶色い糖質に置き換える主食をゆるく減らしたり、選び方を工夫するゆる糖質オフがよいリバウンドしないダイエットはないの?

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