健康シンデレラ
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減らすとるとるほどほどほどほどかなうのは…脳の活性化中性脂肪を減らす悪玉コレステロールを減らす動脈硬化の予防● 油を構成する脂肪酸には「オメガ3」「オメガ6」「オメガ9」「飽和脂肪酸」があります。意識してとりたいのはオメガ3が多い油。美容や健康に役立ちますが、体内で合成できず、摂取量も不足しています。 一方、減らしたいのはオメガ6が多い油。オメガ6も体内で作れませんが、加工品などからとりすぎています。オメガ3と正反対の働きがあり、美容や健康に悪影響を及ぼしていると考えられています。 飽和脂肪酸とオメガ9は体内で作れるため、これらが多い油はほどほどにしましょう。細胞膜やホルモンの材料。中性脂肪や悪玉コレステロール中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす。動脈硬化を防ぐ。脳を活性化する可能性あり。エネルギー源になる。とりすぎると血液がドロドロになる。細胞膜やホルモンの材料。悪玉コレステロールを減らす。とりすぎると肌荒れやアレルギー、動脈硬化の原因になる。悪玉コレステロールを減らす。 油はカロリーが高く、とりすぎは肥満や生活習慣病をまねきますが、細胞膜などの重要な体内物質の材料にもなります。こうした役割が十分に発揮されるためには油は減らすよりも、体に必要な油を選んでバランスよくとることが大切です。15オメガ3脂肪酸が多い油魚油、えごま油、アマニ油など魚油、えごま油、アマニ油など●●オメガ3をとるコツ1日小さじ1杯、えごま油などをとるオメガ3は熱に弱いため、えごま油やアマニ油をそのまま小さじ1杯、ヨーグルトや納豆、汁物、サラダなどにかける。週3〜4回、青魚や旬の魚を食べるサバやマグロ、ブリなどの青魚や、旬の魚はオメガ3が多い。こうした魚を週3〜4回、食べる。サバの缶詰などでもよい。飽和脂肪酸が多い油肉の脂身、バター、パーム油など●●サラダ油、コーン油、大豆油などサラダ油、コーン油、大豆油など●●●オメガ6が多い加工品を控えるお菓子やパン、マヨネーズ、カップめん、総菜などの加工品、ファストフードなどに多い。原材料表示に「植物油脂」とあれば注意。調理油をオメガ9の油に変える調理油をオメガ6の油から、オメガ9が多い油に変える。オリーブ油、なたね油、米油などオリーブ油、なたね油、米油など●オメガ6脂肪酸が多い油オメガ6を減らすコツオメガ9脂肪酸が多い油「油」断ちは美容や健康に逆効果。オメガ6は減らしてもオメガ3は減らさない油の4つのグループ体によい油があるってホント?

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