337睡眠は最良の健康法であり美容法。だから、忙しくても睡眠をおろそかにしない。かなうのは…太りにくい美肌効果美髪効果疲労回復最初の3時間以降の浅い眠りでは、成長ホルモンはあまり分泌されない寝る時間が遅すぎると、睡眠のリズムが乱れやすい長く眠るほどヤセるわけではないので、6〜8時間を目安にする睡眠 眠りには、脳が起きていて体が眠っている「レム睡眠」と、脳も体も眠っている「ノンレム睡眠」があり、睡眠中はこの2つが約90分周期でくり返し現れます。寝はじめに訪れるノンレム睡眠が深いと睡眠の質がよくなり、熟睡できます。また、成長ホルモンが十分に分泌されるため、体脂肪が分解され、ヤセやすくなります。 3・3・7睡眠はこのしくみを利用したもので、寝はじめの「3時間」を深く寝る、夜中の「3時」には熟睡している、睡眠時間は1日「7時間」をめざすことがカギになります。 人は眠っている間もエネルギーを消費し、熟睡するだけでひと晩に約300kcalを消費します。睡眠中に分泌される成長ホルモンには、疲労を回復する作用だけでなく、体脂肪を分解する作用もあるからです。そのため、熟睡できなかったり、睡眠時間が短いと太りやすくなります。監修:美容薬剤師 山田 有希子成長ホルモンは、寝はじめにいちばん多く分泌される。寝はじめの3時間に訪れるノンレム睡眠が深いほど、成長ホルモンがたっぷり分泌される。午後10時から午前2時までの間に寝て、熟睡していると、ダイエット効果が高まるとされている。むずかしい人は、少なくとも午前3時には熟睡しているようにしよう。睡眠不足だと満腹感を促すホルモンのレプチンの分泌量が減り、食欲を増すホルモンのグレリンの分泌量が増える。必要な睡眠時間には個人差があるが、1日7時間眠ることをめざす。20寝はじめの「3時間」を中断せず深く寝る夜中の「3時」には熟睡している睡眠時間は1日「7時間」をめざすSleep3・3・7睡眠なら、成長ホルモンの働きが高まり、熟睡するだけでヤセられる3・3・7睡眠法睡眠不足が美容に関係するってホント?
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