343コラム肩の力を抜いて深呼吸。その後、呼吸をしながら鼻から入ってくる空気の流れを感じ、さらに鼻からでる空気の流れを感じる。呼吸はゆっくりと。その食材がどこでとれて、だれが作ったのか…と、食卓に届くまでのストーリーを想像する。 笑うとストレスがやわらぐことは周知のこと。自然にでてくる本当の笑いだけでなく、笑った表情を作る“作り笑い”でもストレスがやわらぎます。口角を上げて作り笑いをすると、脳が笑っていると錯覚するからです。多幸感をもたらす脳内物質が分泌され、快の感情が起こるという報告もあります。 不機嫌な顔でいるより、笑顔のほうが楽しいできごとが舞い込みやすいはずです。 呼吸瞑想はマインドフルネスの基本。つづけることで効果を実感できるため、まずは30秒でもいいので毎日やる。デスクに座ったときなど日常動作と組み合わせると習慣化しやすい。慣れてきたら5分以上つづけよう。る。デスクに座ったときなど日常動作と組み合わせると習慣化しやすい。慣れてきたら5分以上つづけよう。 食べることはそのまま瞑想になる。料理の食材に目を向けたり、料理をよく観察し、ひと口ずつよく噛みながら食べる。体に必要な適切な量で満足できるようになるため、ダイエット、とくにリバウンド防止に役立つ。食べることに感謝の気持ちをもち、意識を向けた食材を口に運ぶ。食感や香り、味などしっかり感じながらゆっくり味わう。45椅子に座って姿勢を正す椅子などに浅く腰をかけ、床に足の裏をつける。頭のてっぺんを天井から引っ張られているイメージで背筋を伸ばす。目は軽く閉じる。ゆっくり呼吸をする食材のストーリーを想像する作り笑いでもストレスがやわらぐ?!雑念に気づき受け入れるしばらくすると雑念が頭に浮かんでくるが、これはごく自然なこと。雑念があることに気づけることが大切。散漫な意識を呼吸に戻す雑念に気づいたら意識を呼吸に戻し、②の要領で呼吸をする。雑念が湧く→呼吸に意識を戻すというサイクルをくり返す。深呼吸し、食材に意識を向けるテーブルの前に座り、骨盤を立てて背筋を伸ばす。1回、深呼吸し、1つの食材に意識を向ける。口の中全体で丁寧に味わう呼吸瞑想のやり方食べる瞑想のやり方11122212
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