健康シンデレラ
50/52

Medical checkup乳房をX線撮影し、がんがないかを調べる。乳腺が発達している若い人や授乳中の人、乳腺濃度が高い人は、マンモグラフィではがんがみつけにくいため、超音波検査がすすめられる。*通常、超音波検査は乳がん検診に含まれないため自費となる。子宮頸部(入り口)の細胞を専用のブラシで軽くこすって採取し、がん細胞がないかを調べる。いっしょに経膣超音波検査を受けると、子宮や卵巣の病気の早期発見に役立つ。*通常、経膣超音波検査は子宮頸がん検診に含まれないため自費となる。初経が早い、閉経が遅い初産年齢が遅い、出産・授乳経験がない閉経後、肥満傾向にある飲酒量が多い運動不足である乳がんになった血縁者がいる性交渉の経験があるたばこを吸う乳がんは女性にもっとも多いがんで、30歳代ごろから増えはじめます。そのため、乳がんのリスク要因が多い人は、40歳未満でも一度、受けてみることをおすすめします。月1回の「自己検診」も大切です。リスクの要因検査方法子宮頸がんは、妊娠・出産の適齢期である20〜30歳代に増えています。検診ではがんになる前の状態で発見できるため、定期的に検診を受けていれば発症を未然に防ぐことができます。リスクの要因検査方法月1回、月経後1週間ぐらいに行うのがよく、閉経した人は日を決めて行う。自己検診をしても乳がん検診は必要。50対象年齢になったら「がん検診」を受けましょう 働く世代の3人に1人ががんになっており、女性は若い世代にもがんが多くみられます。進行するまで自覚症状がほとんどないため、対象年齢になったらがん検診を受けましょう。医療の進歩で早期に発見すれば完治も望めます。*対象年齢や費用は自治体や職場によって異なります。形や皮膚のようすをチェック鏡の前で、両手を上げた状態と下ろした状態で、乳房の大きさや形に左右差がないか、皮膚に不自然なひきつれなどがないか確認する。しこりをチェック指の腹で乳房を適度に圧迫しながら、うずを描くようにゆっくり手を動かし、しこりがないかチェックする。乳頭を軽く搾るようにつまみ、分泌物がでないかもチェックする。マンモグラフィ子宮頸部細胞診40歳から2年に1回20歳から2年に1回年齢にかかわらず、月1回「自己検診」をしよう乳がん検診子宮頸がん検診

元のページ  ../index.html#50

このブックを見る