ターゲット疾患不定愁訴肥満浅い深いレム睡眠レム睡眠レム睡眠レム睡眠ノンレム睡眠「ノンレム睡眠」は脳も体も眠っている状態、「レム睡眠」は脳が起きていて体が眠っている状態。この2つの眠りによって体と脳がメンテナンスされる。23健康ステップ・アップ眠りには「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があり、睡眠中はこの2つの睡眠がくり返し現れます。寝はじめに訪れる約90分のノンレム睡眠を深く眠ると、睡眠の質がよくなり、体と脳のメンテナンス効果が高まります。ストレス生活習慣病睡眠の深さ就寝起床ノノンンレレムム睡睡眠眠ノノンンレレムム睡睡眠眠ノノンンレレムム睡睡眠眠寝る90分くらい前にぬるめのお風呂に入る寝る90分くらい前に入浴すると、寝るころに深部体温(体の内部の体温)がグンと下がり、寝つきがよくなる。40度くらいのお湯に15分程度浸かる。寝る1〜2時間前は脳を興奮させることは避ける脳が興奮すると眠気が訪れないため、考えごとはしない。テレビや本はハラハラ・ドキドキしないものを。スマホもできるだけ使わないようにする。日本人女性は睡眠時間が最低レベル寝はじめのノンレム睡眠を深く眠る工夫を 女性は家事や子育ての負担が大きく、睡眠時間が短くなりがち。とくに40〜50歳代の日本人女性は先進国の中で最低レベル※です。また、年齢を重ねるとホルモンバランスの乱れで、寝つきが悪くなったり、熟睡しにくくなります。 睡眠は体と脳をメンテナンスする重要な時間。睡眠不足がつづくと心身の疲労が回復しません。体の働きを調整するホルモンの分泌や自律神経も乱れ、不調に悩まされたり、肥満や生活習慣病のリスクも高まります。 睡眠は時間だけでなく、質も大切。睡眠の質を高めて、体と心をしっかりメンテナンスしましょう。※経済協力開発機構(OECD)の統計(Gender Data Portal 2019)睡眠の質を高めて体と心をしっかりメンテ
元のページ ../index.html#23