ステップアップ
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ターゲット疾患ストレス自律神経のバランス不調40度くらいのぬるめのお湯なら、体調不良を起こしにくい。ラベンダーやゼラニウムの精油の香りには、PMSをやわらげる効果がある。粗塩に精油を2滴たらしたものを湯船に入れるとよい。椅子に座り、シャワーで体や髪を洗いながら、42〜43度くらいの熱めのお湯で足湯をする。シャワーのお湯は40度くらいにする。10分程度でも、全身浴なら十分に温まる。体に大きな負担もかからない。24健康ステップ・アップ 入浴には温熱作用、水圧作用、浮力作用があり、この3つによって体が温まり、血行がよくなり、心身がリラックスします。入浴は“半身浴で長時間”がいいと思われがちですが、全身浴のほうが入浴効果が高まります。月経トラブル更年期障害月経前症候群や月経痛に悩む女性は多いお湯の温度は40度くらい40度くらいのお湯に10〜15分、全身浴がいい全身浴で肩まで浸かる体のすみずみまで血液が送られ、体が温まる。シャワーのときは足湯を浸かる時間は10〜15分 月経前になると心身に不快な症状が現れる月経前症候群(PMS)や、つらい月経痛。どちらも月経がある限り、起こる可能性があるものですが、ストレスや冷え、疲労があると症状が強くなる傾向があります。 入浴には体を温めて血行をよくしたり、心身をリラックスさせる効果があり、PMSや月経痛をやわらげる効果が期待できます。PMSや月経痛に悩んでいる人はシャワーですませず、ゆっくり湯船に浸かりましょう。 日常生活に支障をきたすほどつらいPMSや月経痛は治療の対象です。婦人科で相談することをおすすめします。PMSにはアロマをプラス入浴で血行をよくして月経トラブルを緩和

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