ターゲット疾患更年期障害不定愁訴26健康ステップ・アップ かかりつけ医とは、健康に関することを何でも相談でき、必要なときは専門の医療機関を紹介してくれる身近な医師のこと。相談しやすくて信頼できることが大切なので、自分に合うかかりつけ医を見つけましょう。女性特有の器官を専門にみるところ月経や女性ホルモンに関すること。子宮や卵巣の病気、貧血、更年期障害、骨粗しょう症など。性感染症や性器の悩み。不妊やバースコントロール(避妊)。※乳腺の専門は乳腺科のため、婦人科で扱っていない場合月経トラブル女性特有の病気婦人科女性の不調や病気、体や心の悩みの相談窓口女性外来があります。特定の診療科に属さず、婦人科の不調や病気から、それ以外の不調や病気まで体と心の全般をみる。ていねいな問診(カウンセリング)を行い、必要に応じて検査をしたり、適切な診療科での治療をすすめる。※カウンセリングなど一部が保険適用外の場合があります。※病院によっては扱えない症状があります。医師は話しやすい雰囲気か、相性がいいと感じるか。問診や検査をていねいにしてくれるか。診察のとき、よく話を聞いてくれるか。症状や治療についてわかりやすく説明してくれるか。質問や疑問にきちんと答えてくれるか。予約が取りやすいか、待ち時間が長すぎないか。受付などのスタッフの対応は親切か。婦人科系の悩みは生涯ついてまわるどう違う? 婦人科と女性外来かかりつけ医の選び方事前に「通いやすさ」や「評判」を調べて、いくつか候補をあげ、実際に検診などを利用して診療してもらう。そのうえで、自分に合うと感じるところを選ぶのがよい。相談しやすく信頼できるかかりつけ医をここをチェック 月経のことや子宮・卵巣の病気のこと、更年期障害のこと、閉経後の体の変化のことなど、女性は初潮を迎えてから閉経したあとも、さまざまな婦人科系の悩みがついてまわります。病気ではないけれど“なんとなく不調”といった不定愁訴も、女性ホルモンが関係していることが少なくありません。 婦人科や女性外来は、女性特有の体のしくみを踏まえたうえでみてくれるところ。婦人科や女性外来のかかりつけ医をもっておけば、心配な症状があったとき気軽に相談でき、病気の早期発見も可能になるため安心です。婦人科や女性外来のかかりつけ医をもつ
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