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健診を受けよう性交渉の経験があるたばこを吸う 子宮頸がんは子宮の入り口にできるがん。おもな原因は性交渉によるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染です。 感染してもたいてい免疫でウイルスは消滅しますが、まれに感染が持続したごく一部ががんになります。 20歳以降、子宮頸がん検診を受けましょう。29子宮頸部細胞診子宮頸部(入り口)の細胞を専用のブラシで軽くこすって採取し、がん細胞がないかを調べる。いっしょに経膣超音波検査を受けると、子宮や卵巣の病気の早期発見に役立つ。*通常、経膣超音波検査はがん検診に含まれないため自費となる。子宮頸がんは検診で予防が可能子宮頸がん検診では、がんになる前の状態(異形成)を発見することができる。異形成ががん化するまでには通常5〜10年かかる。そのため、20歳以降、2年に1回子宮頸がん検診を受けていれば異形成の段階で発見でき、がんになる可能性がある場合は治療を行って、がんの発症を防ぐことができる。万が一、がんと診断されても早期発見・早期治療であれば、子宮を温存した治療が行え、その後も妊娠・出産が可能。20歳になったら2年に1回子宮頸がん検診リスク要因検査方法女性が必ず受けたい! がん検診

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