ステップアップ
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健診を受けよう がんは「痛くて苦しいもの」というイメージが強い病気ですが、早期のうちは自覚症状がほとんどなく、あってもごくありふれた症状なので見逃されがちです。そのため、気づいたときには、がんがかなり進行していることが少なくありません。 がんを「早期がん」で見つける有効な手立てが「がん検診」。自分は健康だと思っているうちからがん検診を受けることが大切です。それによって、自覚症状のない早期がんの発見が可能になります。 「早期がん」は大きさでいうと直径1〜2cmまで。がん検診で見つけられるがんの大きさも1cm大ぐらいからです。1cm大のがんが2cm大になるのに1年半ほどしかかからないため、早期がんで見つけられる期間はわずか1〜2年しかありません。それを逃すと「進行がん」となり、数年単位で加速度的に大きくなっていきます。 そのため、がん検診の推奨年齢になったら、毎年(一部は2年に1回)、がん検診を受けることが大切です。※早期がんの期間はがんによって異なります。38311個のがん細胞が10〜20年かけて1cm大に成長早期がんは1〜2cmまで数年単位で加速度的に大きくなるがん検診で早期がんを見つけられる期間は1〜2年がん細胞0.01mm理由1理由21mm5mm「早期がん」を発見できるのはがん検診だけ「早期がん」で発見できる期間はわずか1〜2年※2cm1cm推奨年齢になったら定期的にがん検診

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