健康診断生活習慣病がん検診メタボLDLコレステロール値が高い中性脂肪値が高いHDLコレステロール値が低い腹八分目を心がける 栄養バランスのよい食事をとる 十分な睡眠をとる魚や植物の油をとる 糖・お酒をとりすぎない 禁煙する 適度な運動を習慣にする規則正しく食べる 高血圧、糖尿病、脂質異常症、そして、メタボリックシンドロームは、放置すると重篤な病気をまねきます。正しい知識をもち、予防・改善に努めましょう。 脂質異常症は、LDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪が多すぎる、あるいはHDL(善玉)コレステロールが少なすぎる状態です。自覚症状はありませんが、放置すると血管壁にコレステロールがたまる粥状動脈硬化が進行して血管が詰まりやすくなり、心筋■塞や脳■塞の原因になります。 おもな要因は、食べすぎや運動不足、肥満、喫煙、多量飲酒などです。 メタボは内臓脂肪型肥満に、高血圧・高血糖・脂質異常のうち2つ以上をあわせもつ状態です。 内臓脂肪がたまると脂肪細胞から分泌される生理活性物質が、高血圧や糖尿病、脂質異常症の発症や悪化を促して動脈硬化を進行させます。「メタボ=太っていること」ではなく、動脈硬化が進行しやすい危険な状態なのです。 メタボ対策は、まず内臓脂肪型肥満を予防・改善することが大切になります。内臓脂肪型肥満を予防・改善する生活習慣3633血液中の余分なコレステロールを回収コレステロール中性脂肪粥状動脈硬化。血管壁に粥状になったコレステロールなどがたまり、血管が狭くなるHDLLDL適度な運動を習慣にする適度な運動を習慣にする適度な運動を習慣にする肝 臓全身にコレステロールを運搬。余ったコレステロールは血液にたまる内臓脂肪型肥満脂質異常症を予防・改善する生活習慣高血糖高血圧脂質異常動脈硬化が進行しやすい状況脂質異常症メタボリックシンドローム
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