ターゲット疾患生活習慣病虚血性心疾患寝つきが悪くなったり、途中で目が覚めるなど、眠りが浅くなる。頭痛や肩こり、腰痛などが悪化する。イライラしやすいなど、心が不安定になる。■怠感がとれにくく、心が晴れない。時間に追われる感じが強くなり、そわそわして気持ちが落ち着かない。カフェインや甘いもの、アルコールなどの刺激物がやたらとほしくなる。明日でいいことは明日にまわして寝ることを優先する15分でもいいので、とにかく早く寝る。寝る4時間前からカフェインを控えるカフェインの多いコーヒーや紅茶は眠りを妨げる。寝る前はリラックスしてすごす寝る前は考えごとをせず、スマホやパソコンも控える。軽いストレッチで心身の緊張をほぐす。寝酒をしない途中で目が覚めやすく、睡眠の質が低下する。26健康ステップ・アップ 夜に6時間以上連続して眠ると、日中に受けた体と脳のダメージが回復しやすく、記憶や感情の整理も行われます。高ストレスに気づいたら、毎日はムリでも、週の半分は6時間以上眠る日を捻出しましょう。心の病気脳血管障害高ストレスがつづくと健康が保てない高ストレスのときに出やすい症状週の半分は6時間の連続した睡眠を捻出十分な睡眠をとるために心がけたいこと 私たちの体は強いストレスを感知すると、自律神経の交感神経を高めてそれに打ち勝とうとします。しかし、これは非常事態に直面したときの一時的な体の反応で、この状態がつづくと心身の健康を保てなくなります。 高ストレスがつづいているときは、まずそれを自覚し、休むことが重要。睡眠は休むためのもっとも有効な手段です。眠っている間に、日中のストレスで疲れきった体と脳をしっかりと休ませ、メンテナンスすることで、翌日、気力と体力が回復し、再び強いストレスに立ち向かうことができます。睡眠時間を確保し気力と体力を回復
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