ステップアップ
45/68

ターゲット疾患生活習慣病虚血性心疾患好きなアーティストのお気に入りの曲を聴く。好物を食べる。趣味に打ち込む。紙にグチを書き出して、シュレッダーにかける。好きなテレビ番組や動画、漫画、映画などで笑う・泣く。24健康ステップ・アップ できそうなコーピングをスマホなどにリストアップしてもち歩き、ストレスに気づいたら、その中から選んで実践しましょう。行動的コーピングと認知的コーピングをバランスよくリストアップすることが大切です。心の病気脳血管障害行動的コーピングの例行動的コーピングは「手軽」「具体的に」がカギ行動的コーピングは体を動かすことだけでなく、感情を表現する行為も含む。細かく具体的に決めておくのがよい。認知的コーピングは「自由に妄想する」がカギ認知的コーピングは、楽しいことや気持ちがやわらぐことを自発的に考えること。自由に妄想してよい。ストレスをなくすことはできないちょっとしたことでも、ストレスに対処する意識をもって行えばコーピングになる。コーピングは質より量。たくさんリストアップコーピングとはストレスに対して行う“意識的な対処”のこと。ストレスのたまった状態がつづくと、うつ病などの心の病気に陥ったり、高血圧や虚血性心疾患、脳血管障害などの病気のリスクが高まります。しかし、「ストレス=悪いもの」ではありません。充実した毎日をすごすには、ストレスを排除するのではなく、うまくコントロールして対処することが大切です。 自分ができそうだと思うコーピングをたくさんストックし、状況に応じたコーピングを使う習慣をもつことで、ストレスとうまくつき合えるようになります。コーピングを増やしてストレスとうまくつき合う

元のページ  ../index.html#45

このブックを見る