ステップアップ
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ブラシのサイズがSS(極細)からLL(極太)まであり、自分に合ったサイズを選ぶ。歯ぐきの根元や、歯と歯の間に滑り込ませ、プラークを除去する。23この部分のプラークを取り除くこの部分のプラークを取り除く歯間ブラシデンタルフロス健康な歯歯肉歯槽骨細菌が血液中に流れ込むと…歯周病ぐら歯周病菌プラーク腫れた歯肉溶けた歯槽骨ぐら鏡を見ながら、歯の根元に直角にブラシを差し込む。歯と歯の間にフロスを前後にゆっくり小さく動かしながら挿入し、歯肉溝まで入れる。指にフロスを巻きつけて使うタイプと、柄がついたタイプがある。初心者は柄がついたタイプが使いやすい。歯と歯の間や、歯と歯ぐきの間の狭い部分のプラークをからめ取る。前後にゆっくり数回動かす。取り出すときは、ゆっくり抜き取る。磨く側の歯にひっかけるようにして上下に数回動かす。反対側も同様に磨く。歯間ブラシやデンタルフロスの使い方 歯ぐきを傷つけないように注意する。使い方がわからないときは、歯科医院に相談する。歯周病の影響を受ける全身の病気歯周病が進行すると、歯周病菌が歯ぐきにできた傷から血液中へ流れ込み、体のすみずみまで運ばれます。そして、全身の病気の原因になったり、重症化のリスクを高めます。■糖尿病 ■虚血性心疾患■脳血管障害 ■骨粗しょう症■メタボリックシンドローム■認知症 ■誤嚥性肺炎などに影響

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