ステップアップ
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ターゲット疾患糖尿病メタボ22健康ステップ・アップ ブラッシングは朝・昼・夜に行うのが理想ですが、しっかり磨くのは朝か夜だけでOK。その際、ブラッシングだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスも使い、歯と歯の間などのプラークも取り除きましょう。歯ブラシの毛先を歯に正しくあてる歯ブラシを小刻みにやさしく動かす歯周病虫歯動脈硬化90°45°前歯の裏側磨く順番を決める奥歯の噛み合わせ奥歯の後ろ側※平成28年歯科疾患実態調査(厚生労働省)歯ブラシを歯に対して90度にあてる。歯ブラシの毛先が直角にあたるので、磨き残しがなくなる。歯ブラシを歯に対して45度にあて、毛先が歯と歯ぐきの間に入るようにする。少しの出血はOK。歯ブラシを鉛筆をもつように軽くもち、歯2本分ぐらいの間で小刻みにやさしく動かす。一筆書きするように磨く順番を決めておくと、磨き残しがない。磨きにくいところは、歯ブラシのあて方を工夫する。歯ブラシを縦に使う。まっすぐ前後に動かす歯ブラシの先を使う。正しいブラッシングのポイント歯ぐきを傷つけないように、やさしくていねいに磨く。歯ブラシの毛先のあて方や動かし方を工夫する。30歳代以上の3人に2人が歯周病1日1回のしっかり磨きでプラークを徹底除去 歯を磨くと出血する、歯ぐきが赤く腫れている、口臭が気になる…。こんな人は歯周病が疑われます。30歳代以上の3人に2人が歯周病※ですが、進行するまで自覚症状が乏しく、多くの人が気づいていません。しかし、歯周病は歯を支える歯ぐきや骨などの歯周組織が破壊される病気。早期に対処しなければ歯を失う可能性があります。また、歯周病は糖尿病などの全身の病気のリスクを高めることもわかっています。原因は歯についたプラーク(細菌の塊)。正しい歯磨きで除去しましょう。定期的な歯科検診も大切です。正しい歯磨きで歯と体の健康を守る

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