ターゲット疾患脂質異常症脂肪肝次に野菜に含まれるビタミンCはアルコールの代謝を促進。食物繊維は糖質や脂質の吸収をおだやかにしてくれる。しらすおろし、トマト、もやし炒め などポテトサラダ、マカロニサラダ など揚げものなどのカロリーの高いものでもOK。ただし、よく噛んで味わいながら、ゆっくり食べる。先に自分の食べる分だけ皿に入れておけば、食べすぎを防げる。「生」「蒸す」「煮る」などの油を使わない調理法は低カロリー。たんぱく質はアルコールの代謝に欠かせない。たんぱく質がとれるのは、肉、魚、卵、大豆製品。焼き鳥、魚の塩焼き、刺し身、あさり蒸し、だし巻き卵、冷や奴などどうしても食べたいときは、お茶漬けなどのあっさりしたものがいい。19健康ステップ・アップ 酒の肴で太らないためには、高たんぱく質・低脂肪・低糖質のものを選び、何をどれだけ食べたか意識することが大切。ただし、1品だけ食べたいものを食べてよしとすることが、ストレスをためないコツです。まず食物繊維がとれる野菜料理を2品肥満糖尿病太らないために食べる分だけ皿にとるどうしても食べたいものを1品低カロリーの調理法を足りなければたんぱく質がとれる低カロリーの料理を1品シメを食べたいときはお酒より食べすぎが太る原因かも選び方・食べ方のおすすめパターン太らず、ストレスのない酒の肴の選び方&食べ方 お酒を飲むと食が進むのは、アルコールに食欲を増進させる働きがあるため。しかも、お酒に合う肴は高カロリーのものが多く、こうした酒の肴を酔った勢いで、食べたいだけ食べてしまうと、たちまちカロリーオーバーに。そして、肥満はもちろん、糖尿病や脂質異常症などのリスクも高まります。こうした事態を防ぐためには、何をどれくらい、どんな順番で食べるかパターン化しておくのが有効です。 なお、夜飲みに備えて朝食や昼食を抜く人がいますが、それはNG。強い空腹で食べすぎをまねいてしまいます。酒の肴はパターン化で食べすぎ防止
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