ステップアップ
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ターゲット疾患1日目2日目3日目4日目5日目6日目7日目ビール(5%) 焼酎(25%) 日本酒(15%) ワイン(12%) チューハイ(7%) ロング缶1本(500ml)ロック1杯(100ml)1合(180ml)グラス2杯弱(200ml)缶1本(350ml)これで純アルコール138g。ノンアルコール飲料を活用すれば、飲んだ気分がさらに楽しめる。18健康ステップ・アップ 1日のお酒の適量は、ロング缶のビール1本に相当する純アルコール20g。週に換算すると140g です。1週間に2日以上の休肝日を設け、残りの日数で純アルコール140gを飲む計画ならむずかしくないはずです。肝疾患缶ビール 1本(500ml)焼酎ロック 1杯(100ml)1本(350ml)缶ビール 日本酒 1合(180ml)チューハイ 1本(350ml)1本(350ml)缶ビール 缶ビール ワイン 1本(500ml)1杯(100ml)生活習慣病がん脳血管障害虚血性心疾患20g純アルコール140gの飲み計画(例)1週間に休肝日2日、20g34g20g34g30g純アルコール目安純アルコール資料:e-ヘルスネット(厚生労働省)休肝日休肝日飲酒量が多い人ほど死亡率が高い意外に飲める! 1週間単位の飲み計画 酒は百薬の長といわれますが、それは適量飲酒に限ったこと。適量を超えれば“お酒は命を削るカンナ”になり、脂質異常症や高血圧、糖尿病、メタボリックシンドローム、痛風などの生活習慣病、脂肪肝やアルコール性肝炎などの肝疾患、そして、命にかかわる大腸がんや虚血性心疾患、脳血管障害などのリスクを高めます。休肝日も大切。同量のお酒を飲んでも、休肝日がない人はある人より死亡リスクが高いと報告されています※。 適量も休肝日もお酒好きには耳が痛い話ですが、これを守ることが健康的にお酒を楽しめる道なのです。※Marugame T,et al.Am J Epidemiol 2007;165:1039-46純アルコール20gのお酒の目安※( )内の%はアルコール濃度適量と休肝日がお酒を楽しめる道

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