ターゲット疾患肥満生活習慣病14健康ステップ・アップ体力低下ロコモウォーキングジョギング背筋を伸ばし、肩の力を抜く腕を後ろへ引き、肩甲骨を寄せる腕を引く動きに連動して、骨盤から前に足を出す目線はまっすぐ前に。あごは引くひざを伸ばして正面に向けるつま先を正面に向け、かかとから着地つま先で蹴り出すやや前傾姿勢両足が浮いた瞬間、自然に体が前へ進む着地した足の上に上半身をのせるジョギングのフォームジョギングのフォームは、ウォーキングのフォームと基本動作は同じ。ウォーキングのフォームのまま、力まずリラックスして走る。息切れ、ぽっこりおなかは運動不足のサイン週2〜3回、20分、スローペースでRUN スローペースとは、ややきついと感じるくらいのペース。最初はウォーキングからはじめ、体が温まってきたら走り、疲れたら歩き、走れそうだったら走り…をくり返します。これを20分間、週2〜3回行いましょう。 スタミナが低下すると疲れやすくなり、動くのがおっくうになってますます運動不足に。筋力が低下すると立つ、歩く、姿勢を維持するなどの日常動作にも支障がでて、肥満や生活習慣病、ロコモティブシンドローム※のリスクが高まります。 ウォーキングは手軽にできる運動ですが、ゆっくり歩くだけではスタミナは養えても、筋力アップはできません。ジョギングはスタミナアップと、下半身や体幹の筋力アップが可能。ジョギングといっても速く走ったり、長時間走ったり、毎日走る必要はありません。ウォーキングより爽快感や達成感があるのもジョギングの魅力です。※筋肉や骨、関節などの運動器が衰えた状態で、要介護になるリスクが高いジョギングでスタミナ&筋力アップ
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