ステップアップ
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ターゲット疾患肉は1日1回にし、それ以外は魚や豆腐などの大豆製品、卵を主菜にする。牛肉や豚肉はバラやロースより、もも肉やヒレ肉を。鶏肉は皮なしのむね肉やささみを選ぶ。牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品は低脂肪のものを選ぶ。和菓子は、バターや生クリームなどの乳製品が使われていないものが多い。11健康ステップ・アップ 肉や乳製品をほかのものや低脂肪のものに置き換えれば、ムリなく飽和脂肪酸を減らすことができます。ただし、置き換えても食べすぎは禁物です。コレステロールが多い卵も、1日1個程度なら問題ありません。脂質異常症肉好きやスイーツ好きは要注意魚や大豆製品、卵に主菜の肉置き換えでムリなく肉や乳製品の脂をカット脂身の少ない肉に脂身の多い肉低脂肪のものに和菓子に乳製品アイスクリームや洋菓子血液中に悪玉(LDL)コレステロールが増えすぎると血管壁に入り込み、動脈硬化を引き起こします。コレステロールを増やすのは肉や乳製品に多く含まれる飽和脂肪酸。そのため、コレステロール値が高い人は、肉や乳製品、乳製品を使ったスイーツなどをとりすぎないことが大切です。カロリーのとりすぎもコレステロール値を上げるため注意しましょう。 一方、魚の油や植物油は不飽和脂肪酸が多く、コレステロール値を下げる作用があるため、しっかり適量をとりましょう。コレステロール対策は飽和脂肪酸を減らす

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