30歳代後半〜40歳代半ば40歳代後半〜50歳代半ば多くの女性が50歳ごろ閉経をむかえます。その前後あわせて10年間ぐらいは、卵巣機能の低下・停止による急激な女性ホルモンの減少で、月経周期の乱れやさまざまな心身の不調(更年期症状)が起こりやすくなります。更年期の不調は女性ホルモンの欠乏が関与。つらい症状があるときは更年期外来や女性外来に相談しましょう。更年期障害に悩まされやすく、子宮筋腫や子宮体がん・子宮頸がん、乳がん、卵巣がん、大腸がん、肺がん、胃がんのリスクがあります。閉経後は太りやすくなり、生活習慣病や骨粗しょう症などのリスクも高まります。50歳代後半〜閉経後は、女性ホルモンに守られていた骨や血管、肌、粘膜などに変化が現れやすくなります。子どもの独立や親の介護、夫の定年退職によるストレスがたまることも。若々しさと健康を維持していくためには、考え方を前向きにし、日々の食事や運動などに気をつかうことが大切です。不調があれば、まず女性外来に相談しましょう。生活習慣病や骨粗しょう症に注意が必要です。子宮体がんや子宮頸がん、乳がん、卵巣がん、大腸がん、肺がん、胃がんなどのリスクもあります。泌尿生殖器の萎縮による膣炎や尿失禁も起こりやすくなります。体や心の変化気をつけたい不調や病気気をつけたい不調や病気体や心の変化気をつけたい不調や病気体や心の変化体の衰えがはじまり、妊娠する可能性が低下しはじめます。ムリがきかなくなり、仕事や家庭ではストレスが多い時期。がんのリスクも高まります。健康を過信せず、婦人科や検診を活用した健康管理をすることが大切です。子宮筋腫や子宮内膜症、がんでは子宮頸がんや乳がん、卵巣がん、大腸がん、肺がん、胃がんのリスクが高まります。生活習慣病の予防も意識しておく必要があります。成熟期後期更年期高齢期11女性ホルモンの分泌量が減少しはじめそれによる心身の不調を感じる人も女性ホルモンの分泌量が減少しそれがさまざまな不調をまねく女性ホルモンの分泌がなくなりそれがさまざまな不調や病気の原因に
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