男性・女性の性差に配慮した男性・女性の性差に配慮した医療を「性差医療」といい、近医療を「性差医療」といい、近年、注目されています。女性外来は性差医療の考え方女性外来は性差医療の考え方をとり入れた医療機関です。 女性の体には、子どもを産み・育てるための器官や機能が備わっています。また、ちょっとした不調に女性ホルモンがかかわっていることがよくあります。 こうした女性の体のしくみや、女性ホルモンと心身の関係をふまえたうえで、女性の体をトータルにみるのが「婦人科」です。婦人科は女性を専門にみる「女性のための科」です。 つらい月経痛や体の不調があったり、月経やおりものに気になることがあれば、ガマンしたり、1人で悩んだりせず、気軽に婦人科を活用しましょう。必要があれば、ほかの専門科を紹介してくれます。 女性外来は、婦人科や内科といった診療科の分類に属さず、女性の体と心を総合的にみるところ。女性医師が多く、体や心の症状、なんとなく調子が悪いといった相談も受け付けており、ていねいな問診と診察をしてくれます。必要があれば検査を行い、治療へと進みます。担当医師の専門外の病気がみつかれば適切な診療科での治療をすすめたり、日常生活でできる予防法などのアドバイスもしています。 つらい症状や気になる症状があるけれど、「どの科に行けばいいのかわからない」「病気か不調かわからない」といったときの相談窓口として活用しましょう。婦人科って、妊娠や出産のために行くところじゃないの?婦人科って、妊娠や出産のために行くところじゃないの?女性外来と婦人科って、同じじゃないの?女性外来と婦人科って、同じじゃないの?「女性外来」はより総合的な女性診療を行うところ30婦人科は、女性を専門にみる「女性のための科」婦人科女性外来をや活用しよう
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