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【国がん】 病期別がんサバイバー5年生存率を初集計

2025年02月14日

国立がん研究センターは、収集した院内がん2012年登録データを用いて、生存率集計結果を公表しました。その中で今回、病期別サバイバー5年生存率を算出し、特別に報告しました。(出典:プレスリリース2/13

本報告によると、治療による根治がより期待できる病期(I・II期)では、多くのがん種でサバイバー5年生存率はほぼ横ばいになりますが、進行期(III・IV期)では1年生存するほど5年生存率が改善する傾向がみられました(例:図1)。その一方で「乳がん」は、どの病期でもサバイバー5年生存率はほぼ横ばいであることから、長期の治療と経過観察が必要なサブタイプがあることを反映していると推測されました(図2)。

同じがん種・病期であっても年齢やその他の因子によって予後が異なるということに注意が必要ですが、がん種や病期によっては「診断後1年以上生存した場合の5年生存率」は、診断時よりも改善する傾向であることが認められました。

 

 本報告より、当健保では、がんの早期発見の重要性の確認し、中でも「乳がん」については、定期的な検診によって早期発見に努めて頂く意義が大きいと認識した次第です。

当健保の人間ドック・婦人科単独検診(2025年度)の申込は、3/14(金)~9/30(火)です。

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